どうして

2005年8月6日
離れ離れにならなくちゃいけないんだろ。

まだ何十年と続いていくと思ってた時間が
ある日突然途切れて。

ずっとそばにはいられないけど
それでも同じようにこの先があると思ってたよ。

亡くなった友達は
彼氏の親友でもあり
彼氏はお通夜にもでてた。

葬儀の前、彼氏の顔を見ても何も言えず
彼も「おう、来たか」と。

はじめて彼氏が泣いてる姿を見た。
大きな体を震わせて
今にも崩れそうだった。

棺に入った友達の顔を見て
はじめてこれが現実なんだと
すっと心が冷たくなった。

真っ白な骨になった友達を見て
動けなくなった。
彼が24年かけて作ってきた体の跡だ。
きれいで大きな跡だった。

苦しくてつぶれてしまいそうだけど
あたしたちは精一杯生きていく。

これから毎年 8月にはあなたに会いにいくから。
そして頑張ったことを報告するから。

幸せなことや楽しいことを
たくさんたくさん報告するから。

待っててね。

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綾

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